2008年 05月 14日
たった15分 |
本日をもちまして、無事にニゴジュウ展@リトルコ(http://homepage2.nifty.com/littleko/index.html)、終了いたしました。
本当に沢山の方々にご来場頂き、まことに有り難うございました。
最終日は、古くからの友人や、新しい友人、やっと直接お会いできた人、仕事でお疲れのところ駆けつけてくれた人、一度来てまた足を運んでくれた人、家族で、夫婦で来てくれた人、リトルコカレーを抜かり無く予約して来た人など、何とも盛り沢山で「おお、これが最終日というものか」とテンションが上がりつつも、でも空気は妙にゆったりと流れていて、全体を俯瞰で眺めている自分が居たりして、不思議な気分でした。
夕方、照明を落とし気味にして、シミズナオコ作のオブジェにろうそくが灯る中、少しだけボリュームを上げたBGMはFISHMANS。何ともスペッシャルな、これも最終日らしいナイスチョイスな時間でした。
しかしそれにしても、リトルコオーナーの平間さんがおっしゃっていた通り、展覧会というのは「夏休み」の様で、さらに平間さんがおっしゃっていた通り「始まったら終わったも同然」だった。ホント、楽しい時間はあっという間なのなー。イレギュラーな日々をデレデレと楽しみすぎて、満喫しすぎて、こいつは通常生活に戻るが大変だわな、と思っていたけれど、搬出を終えて、シミズゴルフで我が家まで送ってもらったら、夏休みの様な日々と、そうでない日々とはたった15分の距離しか離れていないのだった。その近さに何だか余計にショボくれて、オラオラーと空元気100%で版画の箱を仕事部屋に運んで、ただでさえ狭い床に積み上げたら、さらにショボくれた。しかし嫌でも我にかえった。明日は掃除&残務に費やーす!(宣誓)
今回初めての二人展で、私自身、色々とわからない事だらけで、遠いと思っていた二人の世界が案外近かったり、またはその逆だったりして、どんな展示になるのか全く読めずにドヒャードヒャーとしていた(搬入しかり)のだけれど、いざ蓋を開けてみたら、意外とひっそりしていて、幅の変化する川のこっちとあっちで、お互いの気配や動向を探りながら交信している様な、そんな気になりました。これって、当たり前だけれど、一人では味わえない感覚で、実に貴重な経験。
そしてその様を、それぞれが大切な時間を割いて、計画を立てて、沢山の方々が観に来てくれる事の有り難さよ。それぞれが真摯な感想を伝えてくれる素晴らしさよ。作品というのは、誰かに観てもらてなんぼ、押し入れに仕舞って大事にしていても「ゼロ」なんだな、と思った。
そんな事を踏まえて、これからも地道に続けていけたらいいなあ。 と、思えた事も良かった。
でもってこの会期中、我々が常に楽しく、気持ち良く、時にまったりと(垂れ流し女子トーク含む)、刺激的に(カレー含む)、濃厚に(コーヒー含む)過ごす事が出来た事、リトルコという素敵な空間と、オーナーの平間さんに心から感謝します。本当に有り難うございました!
あ、一応ね、我ら3人で即興バンド結成(口約束)しましたので、今後の動向を皆震えて待て。って感じです。震え損請け合い。
あと、十条という町にも有り難う。こういう機会が無ければ知らないままだったかもしれない町。本当に魅力的で楽しい町だった。今後もちょくちょく遊びに行ってしまいます。
さて、ニゴジュウ展は終わりましたが、リトルコは続々と楽しそうな展覧会が続きます。この後、16日(金)〜27日(火)はchizuさん
(http://members2.jcom.home.ne.jp/chizu-no-kaban/)の「かばんと小物展」が始まります。ご興味のある方はぜひ。
そして、この日記も通常営業に戻ります。
空っぽ!↓
作業終了後、ガラス越し接見から念願の直接接触実現!大の大人3人で、ヨダレでダム作れそうでした。↓
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明けて14日朝追記。
よせばいいのに、明け方まで↑の日記を書いていたせいで、今朝は10時起き。
久々に我が家の台所に立ったら、えらい汚れてた。
しかし腑抜けつつ、一昨日家人の実家から届いた大量の自家製グリンピースを鞘から出すってのをやってたら、一気に癒される。 ああ、台所っていいなあ。 二週間近くコーヒー入れるくらいしかしてなかったから、 何だかしみじみ嬉しい。これ、私にとって、とても良いリハビリだ。
と、突然外が晴れてきた。 太陽見るの久しぶり。何だかしみじみ嬉しい。
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by sakamotochiaki
| 2008-05-14 03:51
| ◎こんな日々
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